不法投棄が落とす島の影(沖縄 宮古 社会問題)
離島が抱える問題で、観光で来るだけでは見えない島の一面のひとつがゴミの不法投棄。
華やかなリゾートビーチがある島の海岸とは、反対の海岸へ行ってみると大体、ゴミの山が築かれている。
人気のない藪の中から覗くのは古タイヤの山。
宮古島に限らず、条例の厳しいモルジブでも見られる光景。
昔から、美しい自然の中で育った人間というのは、どうも環境問題にあまり関心が向かないようだ。
今週の宮古毎日新聞に、2006年の沖縄県の不法投棄が8000トン。そのうち宮古島が6000トン。
なんじゃ、こりゃぁ!という統計。
さすがに、行政や不法投棄された地区の人もアクションを起こしつつあり、県ではビデオカメラを利用した監視システム導入の実施段階に入っている模様。
光もあって影もある。
事実が真実とは限らない。
物事は両面から検証し、租借し、ポジティブに課題と向きあっていけば、こんなに明るい島はない。
