潜在自然植生、超kool

1.ふつーに日記 — タグ: , , — yacha yacha @ 2007/12/29 20:41

てんぷら粉
さすが、沖縄。天ぷら粉のパッケージのメインビジュアルは、ゴーヤの天ぷら。

数年前にテレビで、元気のいいおじいさんが、何かの植林祭で参加者に、大きな声で苗木の種類を連呼させてた。これはただごとではない、じいさんの登場だと思って番組を録画した。
まだ、エコやら環境問題なんかまったく意識されてない高度成長期に、大きな工場の敷地を樹木で覆い環境へのダメージを緩和するなどした。
すごいと思ったのは、潜在自然植生という概念。
植物を植える際、どこから何かを植えつけるのではなく、植える場所にもともと何があったかを現場で丹念に調べて、その場所本来の植生を再生するという考え方。
その土地がどのような自然植生を支えられるか。
土壌や風土にあった植生は強くしなやかで、見ていてもパワーが沸きそうだ。
「正しい森」こそ、災害に強く、手間がかからず、半永久的に繁り
続ける。」

で、宮古島の自然植生が、ここにチラッと書いてあった。

蛍、舞う

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これはなんの光だと思いますか。
蛍です。
夜のヤッカヤッカの庭に飛んでいます。

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テラス席にも飛んできます。

1年中見ることができますが、この時期多く見られます。
夜、庭に出て風にあたり、蛍の光を眺める。手には泡盛。
なんとも贅沢。バチが当たるんではないかと思うくらい贅沢。
蛍君の名前は、ミヤコマドボタル。
宮古群島の固有種。
天然記念物ではないみたい。
レッドデータブック入り。一応。大事にしたいですね。
ミヤコマドボタル、ここにくわしいです。
島の植生に関する記述もおもしろいですねー。
宮古島に比べて、来間島は自然植生の分布範囲が広く、非常に良い状態で残っているそうです。
ヤッカヤッカにも植えたシマヤマヒハツもあるようで、うれしかったです。
台風にも強いのも、納得です。
ちょっとやそっとの台風では葉は落ちることはありません。

来間島にはいろんなところで蛍が舞っています。
おすすめは漁港に降りていく道。
坂道なので、前方から上方に星空が広がります。
そして、坂道を飛び交う蛍。
星空と蛍が織り成す光のシンフォニー(ベタな表現)!
ヤッカヤッカから歩いて数分。

今なら蛍見放題!
島茶家ヤッカヤッカではカフェスタッフ募集です。
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詳しくは、ご連絡ください。

9月23日(祝日)は営業いたします

宮古島来間島4
りょう君。来間島生活4ヶ月。アルバイトがんばってくれたりょう君が、ついに来間島を、そして宮古島を離れました。

宮古島
くろちゃん。台風近い16日に来て、本日帰る。

宮古島来間島3
ヤッカヤッカを徘徊して2ヶ月。野良猫のみいちゃん(雄なのに)。名づけ親、りょう君。

怒涛のような連休が台風とともに明けました。
16日に、くろちゃんがやってきて17日には、たかしとゆきえ。
17日の夕方から、みんなに手伝ってもらって台風対策。
18日はみんなで仲良く、ヤッカヤッカに缶詰。で飲む。
この台風で、たかしとりょう君は、帰りの飛行機を19日から20日へ変更。
明けて19日は、夜からぶんみゃあへ。りょう君も最後の宮古島の夜ということで台風による監禁の憂さ晴らしとばかりに踊ってきました。
シメは、お馴染みパルス。ここで完全に飲みすぎた。
次の日は、くろちゃんとマンゴー農園見学ツアーに出かけるつもりで、アポ2軒とってたけどキャンセル…つらすぎた。
午後から敬老会に出席しないといけないので、休むことが先決。
ちょっと寝て、みんなで敬老会へ。
と、たかしが飛行機の時間が迫ってるのに酔って寝てしまい起きないと連絡が入る。
敬老会を抜け出して、たかしを起こして荷物をまとめる。そして空港まで送り届けました。
クタクタって感じで、石庭へ。
実は、初体験。ずいぶん、前から知ってはいたけど、ポリシーとしてガイダンスなしではパワースポットにはなるべく行かないことにしています。
ということで、くろちゃんが行くというのでお付き合い。
その景観は、掘り起こされて並べられて積み上げられた石と、まわりの自然植生と相まって、全体が自然を借景とした、すごくクールというかあったかい芸術だといった感じがしました。
そして、どこか「抜け」のある石や植物の配置も美しい。何かアバンギャルドな日本庭園といった感じさえしてきます(@^▽^@)
真ん中にある芝が気持ちの良い広場で、座禅をすると気持ち良さそうです。
と、ここで二日酔いでさらにきつくなってきたので、来間島に戻りました。

そんなこんなで3日も休んだので、今週木曜の祝日は営業いたします。たくさんの方のご来店、お待ち申し上げます。

宮古島植生、バンザイ!

宮古島
5月、パスタ強化月間。宮古島産オクラ入り自家製トマトソース。
マンゴーもいいですが、宮古島産の大きなオクラやトマトなど、野菜もオススメです。
宮古島の大部分を占める土壌、島尻マージで育った野菜は、味が強く感じます。というか、このサイト、最高です。
島尻マージは、pHは弱酸性から弱アルカリ性とあります。
ということは、やっぱりマンゴー栽培に向いているかも知れません。アルカリ質も少し混じっていた方がいいらしいので。
この分布図を見ると、宮古島が特別な土壌だということが、よくわかります。
国頭マージが島の中ほどに、少しあるのがわかります。
まてよ。この位置的は、宮古島のみどり推進課ではないですかっ!
というより、なんてマニアックな記事なんですかっw
職員の方から、このあたりの土壌は、他と違うって聞きましたが、どうやら本当のようです。
だから、ここにみどり推進課を置いたんでしょうね。植生も幅広いです。わりとオールマイティに色んな植物が育つ土壌に思えます。
思い出しましたが、みどり推進課周辺を、「あのあたりのエリアだけ土壌が違う気がする」と勘でおっしゃってた来間の人は、すごい。
植生で思い出しましたが、宮脇昭先生
潜在自然植生のパイオニア。
以前にも、書きましたが。
この方の名前をこの間、こちらの新聞で拝見してうれしくなりました。
緑化活動を行う宮古島の市民団体の記事でした。
宮古島でも、こういった深い植生再生活動をしておられる団体があるのを初めて知りました。
とにかく、宮脇昭先生、このお方、punkです。
5年くらい前にテレビでドキュメンタリーを見た時、衝撃的でした。
まだ、自然がもたらす人への良い影響を考えもしなかった高度成長期に、某鉄鋼メーカー工場近辺で近隣住民の健康被害が多発しました。
鉄鋼メーカーから相談を受けた宮脇先生は、工場に木々を植え森を作ることを提案しました。
まったく理解をされずバカにもされたようですが、信念と確信があった宮脇先生は、黙って植え続ける。
数年後、見事、近隣住民の健康への影響は改善されました。
役所が主導する植林イベントにも積極的に参加。
苗を掲げて、大きな声で苗の名前を参加者に復唱させます。
声の小さかった役人が、怒鳴られてましたww
いつまでもお元気でいて欲しい方の1人です。

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