宮古島熱帯植物園で。
10代からの友達のU造が宮古島に船でやってきた。朝4時に。前の日は、●念さん家族と飲みに行き、さすがに朝がつらかった。
寝てるとU造から電話がきたので、パイナガマビーチ近くで落ち合ってしばし再会を喜んだ。
さっそく来間島の現場に行き、見てもらう。大工さんにU造を「大工のU造です」と紹介すると、毎日、現場に来いと言われる。在来工法の大工であるU造の目から見ると、異質な現場らしい。U造を交えたスラブ打ちが楽しみ。ひとしきり話し、現場を後に。
平良に戻って、まずはそばでもと、古謝そばへ。クースーが初めてだったみたく、たっぷり見舞ってやりました。
自宅にもどり、少し休んでイヌマキを植えに設備屋さんのご実家へ。男4人で3m近いイヌマキ2本を畑に植えさせてもらった。
アレカヤシが成長が早いというので、今度はアレカヤシを植えよう。
今日は、もうひとり、名古屋で居酒屋goricoをやってるゴリちゃんが宮古島にやってくる。
はずが、セントレアが強風の為、飛行機飛ばず。現在キャンセル待ち。U造は、持参のウェットを持って、チャリンコで来間島まで、さっそく泳ぎに行った(^Д^)元気やなぁ。
ヤッカヤッカ満員御礼です。
ヤシ科の植物は二千七百種近くあるといわれています。その形態は意外と変化に富んでいて、ココヤシやフェニックスのように一本だけの幹をまっすぐに伸ばして育つもの、アレカヤシのように株立ちになるもの、トウ(籐)のように蔓状に伸びて、ほかのものにからまるように生育するものなどがあります。 葉のタイプは大きく分けて、うちわ状あるいは掌状になるもの、鳥の羽根状になるものの二つに分けられます。うちわ状あるいは掌状の葉を着けるヤシは、シュロ、シュロチク、カンノンチクなど比較的私たちになじみの深いものです。そのためか、私たちが漠然と頭に浮かべる「熱帯に生育するヤシ」のイメージに近いのは、鳥の羽根状の葉を大きく広げるタイプのように思われます。 今回ご紹介するアレカヤシは、鳥の羽根状の葉を着けるもの中でも、とりわけ優美なヤシの一つ。ココヤシやケンチャヤシ、フェニックスなどと同様、いかにも南国的な観葉植物として好んで栽培されています。 アレカヤシは地表近くから何本もの茎を出し、株立ちになります。通常は高さ二メートルほどの鉢物として市販されていますが、原産地などでは八メートルほどの高さに生育します。 葉には光沢があり、黄色みを帯びる葉軸に五十対ほどの細長い裂片を着けます。葉軸とおのおのの裂片がゆるやかなカーブを描いて下垂するので、全体として非常に優しいラインを描きます。
アレカヤシという名前は、昔このヤシがアレカ属に分類されていたことに由来します。現在では属が編成し直されて、クリサリドカルプス属に分類されています。このクリサリドカルプス属には約二十種があり、すべてマダガスカル島に原産します。
ちなみにアレカ属というのは、有名なビンロウジュなどを含む属です。ビンロウジュの実に石灰を付けて、コショウ科の植物、キンマの葉にくるんだものを嗜好品として噛む風習は、熱帯の国々に広く見られます。
宮古島熱帯植物園のオウギバショウ。相当、でかい。写真じゃわかりにくいが、10m以上はありそう。こんなにでかくなるとは知らなかった。マダガスカル原産。バナナの木によく似ている。
『後で』
標準語にもある言葉。
いっしょにランチした人に「後で飲みに行きましょうね!」って言われた。
でも行かなかった。
飲食店のバイトで満席だった時、お客さんが「また後で来ます!」って言った。
待てども待てども来ない。
『今度』って意味だってことに気づくの、約1年かかった。
で、標準語の『後で』って意味でも使う。
どっちの意味で言ってるのかわからない時がある。
私が使う『後で』も誤解されてる可能性もある。
…方言集に載ってない方言パート2はまた後でねww
デイゴ。冬季のデイゴもいいもんです。太い枝が力強い。宮古島熱帯植物園で。と、いうか立ち枯れなのか?これ。
さて今月もお客さんが2組来る予定。23日の朝4時に有村産業の船にハイエースとともにやってくる瀬戸っ子サーフコア、Uぞう。大工でもある彼には、雨戸に、食堂の食器棚に、1階の庇に、テーブルに椅子を作ってもらいたいもんです。それまで宮古島に軟禁です(^Д^)
次の24日の夕方には名古屋でコアなファンを持つ居酒屋goricoのゴリ大将が彼女と宮古島入り。大枚はたいて、わざわざ来てくれる。ありがたい話です。
引っ越して1年半の間、毎月のように誰かが尋ねて来てくれる。そんな方々にあっしが出来ることは、せめてリアルな島を感じてもらうこと。オススメは、ペットボトルに泡盛を詰めてビーチで波の音を聞きながら自然と同化して寝てしまうことです。さぁオトーリ回しますか(^Д^)
と、UぞうからTEL。今から出航だという。ひとしきり話した後にUぞうが、言った。
「仕事すぐありますかね?」
おいら
「すぐは、厳しいだろう。なんで?」
Uぞう
「金ないんすよぉ」
おいら
「はぁ?!まぁ先は長いから、ぼちぼち聞いてみようよ」
金がないのに来る男。いや、そうはないのは知ってたが、そんなにないと知らなかった。どうおする!??まったくno futureな男です。いやfuture now!!とでも言っておこう。
この間、地元の人と飲んでたら、相当でかいトカゲが宮古島にいると聞いたので調べてみた。初耳だったので、半信半疑だったがどうやらコレらしい「キシノウエトカゲ」。日本固有種で国の天然記念物。
今じゃぁ、食べちゃまずいが、うまいらしい。鳥のささ身みたいな味なのかな…
スラブ打ち当日は、奇しくもスマフサラという島では重要な日にあたった。来間島でも、島人が細く編んだ縄(特に素材にこだわりなし)に、当日の朝に豚君の骨肉を縛りつけてた。集落入口にあたる道路の上にピンと縄をはる。最近はトラックなんかも通るから高い位置に、はらなきゃならないと島人。
設置完了。
こんな感じで縛る。悪疫の部落侵入を防ぐ神事。
スマフサラでスラブ打ちということは…そうか、自分は悪ではなかったということなのだ。
職人の鑑。頼もしい棟梁。キュートな方です。どこから持ってきたのか、この花(^Д^)
スラブの打設が完了すれば、後は楽しい宴会です。大工さんを小分けにしたお祝いの食事でもてなし(お姉さま方、あざっす!)、まずはビールでcheers
例のお祝い仕様の巨大サタパンピン。
しかし、この日のオトーリはしんどく、1:1で割ってあるんじゃないかというくらいのヘビーさ。即効、酔っ払い、まっすぐ歩くことも出来ず、話し通じず。みんな笑っていたらしい。
ああ、いいさぁ。楽しんでもらえれば、それでいいのさ。
天井では、ミキサー車よりコンクリートが大量注入。1階内部に潜入してみた。
当日は、雨続きの宮古島にあって1日だけ雨が上がった奇跡の1日だった。あんたは、ついてると、色んな人に言われる。
さて、スラブ打ちって何ですか?と聞かれたので、僭越ですが少し体験で得た解説を加えておきます。
スラブ打ちは、いわゆる上棟式で屋根がめでたく設置する事&大工さんの労をねぎらう&関係者と祝う会です。内地でもスラブ打ちはあるけど、木造住宅が多いので棟上、上棟式といったほうが通りがいい。内地の田舎では、屋根から餅をばらまくアレです。来間島の区長さんの話では来間島でのスラブ打ちは島民全員集まって祝うと言っていた。家主は、朝から現場に出向き10時のお茶を出す。打設完了後は、大工さんを食事でもてなす。そして宴会へ突入。体力が続けば他の店へ流れるパターンも。地鎮祭に基礎打ちにスラブ打ちを経験したわけですが、スラブ打ちの祝儀はお金が多い。大体3千円前後ですかね。お祝い返しマストです。
コンクリートを充填した宮古生コン車が到着。
既に、道路に2台目がスタンバイ。
7台くらい生コン車が入った。コンクリートの総流し込みの工法ではないので少ない方。
ポンプを屋根部分に移動させて、ドボドボ、コンクリート注入。
ドボドボ。近くにいくと、しぶきが顔に付着。
よく見ると、ポンプが3本あるような…
近づくと、コンクリートを注入するでかいポンプと、コンクリートを隅々までいきわたらせるバイブみたいなもんが細いポンプみたいなもんでした。
まずは、隅の方から入れていく。
そして下では、型枠の中で上から落ちてきたコンクリートの空気をハンマーで叩いて抜く。
左官屋さん登場。階段部分を作業。
玄関の屋根部分もコテ仕上げ。
さらに、屋根部分にも左官屋さん登場。
設備屋さんは、タイミングを見て電気配線をビルド。茶家の軒部分。サービスでつけてくれてサァーンクス!
最後の生コン車が来た。
最後、注入、よろしくお願いしやす!
ふぃ~。終わったのおお。タバコがうめえ~や。って感じでしょうか。