
海と空と畑と君。何もない。退屈ってやつに押しつぶされてみたい。
ずーっと続いた左官日誌。約1ヶ月、トータル500平米の左官作業。メーカーの推奨値よりも約60平米多く仕上げ材がかかった。ロスを食い止めるために細かく発注して、まぁまぁコスト的に満足いく段取りになったかなぁー。便利だったのはwebの荷物の追跡調査サービス。宮古空港に荷物が到着した瞬間にTELを入れて即効配達してもらいかなりスムーズに現場作業ができた。今週中に左官仕上げを終えて、内部の掃除に入る。
加えて2階のデッキ部分にビニールハウスの骨組みを利用したパーゴラをおったてる予定。
その後、ピロティ部分の造作、外溝や植栽と…やることてんこ盛り。トータルで完成と言えるのは、まぁ早くても3年はかかりそう。
待てないなぁ^-

来間島のビーチ。侵食した石灰岩の影で飲む、温い泡盛は最高です。
昨日の晩です。来間島の現場へ夜間作業に行ったときのことです。
その晩も、ひととおり作業を大工U三と終え、オレたちの愛車ロングハイエースを庭で反転させた瞬間、「ゴスッ!」とにぶい音と共に、車体前方が傾いた。
やってしまった…
イヌマキの木を植えるために掘った穴にハイエースの前輪がジャストフィット。証拠写真は後日アップ予定。
しかもご丁寧に二つある穴に両輪がきれいにはまっている。狙ったかのように。夜中にジャッキアップを試みるが暗くて作業が思うように進まない。
やりきれない気持ちに、小雨がささる。
もう、車はほっといて帰りました。
次の日、見事に穴にはまった車を見た方達は、さぞかし笑っていることでしょう。さぁ、どうした笑ってください。
誰か、ユニックでコソっと車、あげておいてくれないかな~。

宮古島が宇宙に誇るパワースポット、東平安崎の夕景。
左官屋稼業が続いてます。昨日は、友達が数人がヘルプにきてくれた。随分進んだ模様。
1階部分の珪藻土は、キメが細かいせいか珪藻土のノビが悪く、量が結構かかる。一応、メーカー推奨の塗厚は保てているがサメジマのリターナブルパウダーと比べると下地の隠すのに結構な厚みになってる感じがする。
最近は、最後の仕上げにコテを使わずに手を使っている。面倒なんで。これが結構、いい感じになる。
夜、来間島の現場へ行くと玄関にシャコ貝の照明がついていた。シャコ貝にアンカーボルト用の穴を空けるのが結構大変。午前中いっぱい作業に時間がかかった。

島中を駈けずり回り眠りこける来間キッズ。小さな島には、少年がよく似合う。
相変わらず、ヤッカヤッカ組は、今週末に控えた宮古島の一大イベントの美ぎ島 MUSIC CONVENTION IN MIYAKO ISLAND 2008でそわそわした島の空気とは一線を画し、肉体労働に明け暮れてます。まさにワーキングクラス。
1階は、全室下地の補修作業したので仕上げも楽ではあります。
フリーライブくらい行って、ビアくらい飲んでやりたいと思うけど、ここはひとつ、自我を律してだね、つつがなく業務を遂行。
なんてかっこいいんだろうオレたち。

久松あたり。沖の島は、昔、こどもの遊びだったそうです。サバニでわたってね。
この週末で難関の吹き抜け階段部分に着手した。ヤッカヤッカ親方U三が、足場をちゃちゃっと組んでせまく高い天井付近を仕上げた。
加えてようやく1階部分の左官が本格化。ゆんたくスペースに漆喰のようなきめの細かい仕上がりになる珪藻土を左官仕上げ。きめが細かすぎてコンクリート打ちっ放し部分は、かなりすべる。逆にブロックだと、かかりがよく仕上げやすい。最後にコテで押さえていくとツルツルになるけど、おもしろくないのでやっぱり荒く塗りたくる。ゆんたくと客間1部屋をほとんど塗り終えた。
電気設備も気合が入ってきた。キッチンの搬入とトイレが設置された。
作業をしているとMIYAKO ISLAND ROCK FESTIVALの打ち合せで来島した、中学の同級生がひょっこり顔をだしにきた。
その日のうちに、本島に帰ることになったということで、次回ゆっくり会う約束をする。
そうこうしてると、左官資材がなくなったので金物屋へ。やっぱりというか、日曜なのでメイクマンくらいしかやってない。
適当に買い物をすませて戻ると、●仲さんが何故か鳥のヒナを持って来たらしい(^Д^)
早くゆっくりしたいのぉ。

逃亡者。
ヤッカヤッカ組、棟梁U三がプチ風邪から復活、戦線復帰しました。造作は一旦休止で、内部塗装に勤しんでもらう。
大工でも土間くらいの大きさなら、自分達で左官をするらしく、コテ捌きがやっぱり違う。
しかし、メインで使用しているリターナブルパウダーは、すごい。
珪藻土はエコブームにのっかって、かなり需要があるようだけど、安価な珪藻土は、合成樹脂や化学化合物配合、もしくは焼成といって一度熱処理をして加工されたものがほとんど。焼成をすると珪藻土本来の調湿効果が得られない。リターナルブルパウダーは唯一、全て天然素材の珪藻土らしい。調湿効果もデータを見る限り恐ろしい数値をたたき出している。まだ、施工したばかりなので実際の効果の程は定かではないが、施工のしやすさという面でも、他とは一線を画している。
まぁ、のびる、のびる。壁にベタっと塊を打ち付けて、コテで一気にびゃ~っと延ばすと、どこまでもついてくる。しかも、他社メーカーのものは30分すれば段々と珪藻土が硬直化してくるのに比べて、丸1日経ってもリターナブルパウダーは柔らかいまま。しかし、塗りつけると乾いていく。
そんな完璧とも思えるリターナブルパウダー。問題は値段が高い。異常に高い。原油高で更に値上げ。単純な論理として加工してないのになぜ高いのだろう。

前浜の夕景。
昨日は、久々にヤッカヤッカ組は休息。内地からお客さん「なおみ」との飲みってことで。
飲み。というと、もう最近、お決まりのコース。カテラへ行って、パルスに流れると。
カテラでまずは、再会の乾杯をする。
なおみが、投宿したゲストハウスフェーヌカジのお客さんに大判ソーキの炙り焼きがうまいと、聞いてきたらしく注文。
骨付きの威風堂々の様は、なるほど、観光のお客さんに大人気。
臭みもなく、トロトロでスパイシー。お酒をニコニコ太郎に変えてしばらく経って、テンションが下がってきたので、パルスに向かって、落ち着いてニコニコ太郎をまた飲む。適当に切り上げて、夜空を歩いてかえる。
明日も晴れ。どこへ行こうか、向かおうか。いや、ヤッカヤッカ組、左官部隊は休みません。
ついにマキタのハンマードリルを購入(^Д^)これでコンクリートにガンガン穴が開けられます。やりたい放題。
ついに電動丸ノコも購入してしまった。これで木材もガンガン切っていけます。

今日は、よく晴れた。晴れた日の来間島のビーチは、天国としか形容のしようがない。
昨日は、4月のりょうじに続いて豊橋から、なおみが宮古島に1年降りに着いた模様。
到着日はは雨。このまま梅雨入り突入かな?と思わせる降り方が数日続いていたけど、本日は晴天。何故かお客さんが来る時は晴れてくれる。
八重山方面と奄美も回って2ヶ月の予定らしい。ここ数年、本当に沖縄は日本人から注目されるようになった。
来間島のヤッカヤッカ現場は追い込み作業に入っている。頼もしい棟梁U三もここにきてエンジンフルスロットル。
不ぞろいの板を使った木製雨戸が、無秩序でかっちょいい。負けじと、内壁の珪藻土左官仕上げも超disorder。
一般的にブロック下地への珪藻土塗りは難しいと言われるみたいだが、凹凸をつけるような仕上げであれば余裕な感じだし、ブロックの凹凸にあわせて塗ってくと自然とテクスチャ風な仕上げにもなったりする。それよりも問題はフレキボードのような平坦で継ぎ目が天井から床まであるような壁は、線がでるので難しい。
2、3部屋試して、対応を考えていくことにする。
1面塗り始めたら最後まで塗り上げたほうがベスト。翌日、続きからなんて感じだと、継ぎ目がバレバレだったりする。
継ぎ目部分を水を多めに入れたしゃびしゃびの珪藻土で、塗り足していくと、そこそこ隠すことができた。
躯体がブロックと打ちっ放し部分で構成されていて、かなり凹凸のある壁面なので各方面から、珪藻土が通常の倍いるとか4倍いるとか言われたが、ほぼ理想通りの使用量ですんでいるのには驚いた。
ただ。天井の左官。どすかなぁ~、めんどくさいス。