助っ人、復活
ヤッカヤッカ組、棟梁U三がプチ風邪から復活、戦線復帰しました。造作は一旦休止で、内部塗装に勤しんでもらう。
大工でも土間くらいの大きさなら、自分達で左官をするらしく、コテ捌きがやっぱり違う。
しかし、メインで使用しているリターナブルパウダーは、すごい。
珪藻土はエコブームにのっかって、かなり需要があるようだけど、安価な珪藻土は、合成樹脂や化学化合物配合、もしくは焼成といって一度熱処理をして加工されたものがほとんど。焼成をすると珪藻土本来の調湿効果が得られない。リターナルブルパウダーは唯一、全て天然素材の珪藻土らしい。調湿効果もデータを見る限り恐ろしい数値をたたき出している。まだ、施工したばかりなので実際の効果の程は定かではないが、施工のしやすさという面でも、他とは一線を画している。
まぁ、のびる、のびる。壁にベタっと塊を打ち付けて、コテで一気にびゃ~っと延ばすと、どこまでもついてくる。しかも、他社メーカーのものは30分すれば段々と珪藻土が硬直化してくるのに比べて、丸1日経ってもリターナブルパウダーは柔らかいまま。しかし、塗りつけると乾いていく。
そんな完璧とも思えるリターナブルパウダー。問題は値段が高い。異常に高い。原油高で更に値上げ。単純な論理として加工してないのになぜ高いのだろう。