さすらい大工、U造君がゆく
夕暮れのヤッカヤッカ最上階の屋根に立つ、U造。本日、初出勤を終えしばし来間島の夕日を眺める。
雲の切れ間から太陽光が海に降り注ぐ。きれいだにゃ~。邪魔だよ、U造。
わざわざ、大和からヤッカヤッカの建築現場を手伝いに来てくれたU造。今日から現場へ行くというので、U造の現場日誌を書こうと思う。
U造君から、宮古島へ行くと連絡があったのは、工事契約も終了した12月の中旬くらい。なんでも親方の業績が奮わず、解雇されたので宮古島にリフレッシュがてらいくと言う。「来なよ」と伝えて、先週金曜日にハイエースに愛用の大工道具を積んで島へ来た。
まずは、現場が見たいというので、現場へ向かい大工さんに紹介。「ほんとに来ちゃったのか!?」と驚いていた。できれば仕事としてやりたいが、工事契約も済んでしまってるし、棟梁の仕切りもあるので、出来れば使ってやってくださいとお願いして現場を離れた。U造の専門の木工事が少ないのも逆風。
が、never mind。
ということでさすらい大工、U造君は昨日の泡盛が効き過ぎて午後出社。約束はしてないが前日の現場見学で大工さんの一人が冗談で「毎日来い」と言っていたので、ニッカポッカはいて、いきなりヤッカヤッカ建築現場へ。いきなり本当に来たので、現場の大工さん達が一瞬、困ったような顔をしたように見えた。しかし、そこは持ち前にno care、never mind精神で、スプラッシュ。そのフットワークの軽さも気に入られたようだ。型枠大工の●間さんにつき、現場を手伝う。もちろん、宮古島が初体験なら沖縄も初体験。大工さんのネイティブな方言にやられっぱなし。標準語で話してくれているが、それでも、いまいち聞き取れない初老の大工さんもいた。
何度も聞き返すのも失礼かなと弱腰にもなるが、まぁnever mind。明日の現場は晴れるかな。
2階型枠も、段々できて、もうすぐスラブ打ちだなぁ。U造をみんなに紹介するのが楽しみです。酔っ払うなよ。いや、酔っ払いなよ。
ゴリちゃんは、伊良部島に向かった模様。