来間島の巨石墓
来間島の集落から800mほど離れたところにある15世紀頃に作られたスムリャー(長間家)の巨大な墓。
以下引用ヤーは家、マスは増す、プナカは来間島の人々の帰属集団を意味している。島を救った三兄弟の神話にちなみ、長男家をスムリャー、次男家をウプヤー、三男家をヤーマスヤーとする3家のプナカに、島外からも親戚縁者が一堂に集い、豊穣と子孫繁栄を祈願する。サスヌシューという役割の男性2人が神酒を配り、サラピャース(皿拍子)の歌を全員でうたう。赤ちゃんをお披露目するマスムイ儀礼はプナカの新メンバー誕生に喜びあふれる。血縁者の再会にプナカのあちこちでは乾杯の宴。御嶽では司やユーザスら神人と島の女性たちが祈りを捧げる。畑の神に豊作を感謝するパリプーズ儀礼も女性によって行われる。
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