春の大潮4月19日

5.宮古島/来間島を考える — yacha yacha @ 2007/04/10 19:40

4月19日(旧暦の3月3日)は、潮をずいーっと引く。
ラグーンが干上がり潮溜まりがところどころにできるんだろう。

サニツと呼ばれる行事が島の各地で開かれる。

旧暦の3月3日に行われる「浜下り(はまうり)」の行事。
沖縄各地で行われるこの行事を、宮古島では「サニツ」(「三日(さんにち)」の意味)と呼びます。
現在では、「浜下り(サニツ)」といえば、潮干狩りを楽しむ事が多いですが、もともとは、季節の巡りを祝って潮で身を清める、という意味を持つ女性のための行事でした。

宮古島の誇る珊瑚群生域、八重瀬でも行われる。
しかし、珊瑚を踏みつけて上陸する。これが問題となってツアー業者とナチュラリストとの間で論争が起きている。
観光客も多くなかった昔は、おばぁたちは珊瑚を掘り起こして貝なんかを採ったらしい。
それでも、来年には、きちんと珊瑚は再生していたということだ。
八重瀬を守ろうということでツアーガイドを養成しているらしいが、ほとんどナイチャーらしい。
そこに元々住んでいた人は、あまりいい気分ではないかも知れない。地元の人に移住者が協力するといったスタイルが基本の方が、目標は達成しやすい気がする。ただヒーローになりたいのなら別だが。
なにをおいても「貴重な自然資源を守る」といったビジョンの元、一致団結したいもんだね。

No tags for this post.

0 Comments »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

Leave a comment

This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported License.
(c) 2025 来間島(宮古島のわきっちょ) Yacha Yacha/ヤッカヤッカ | powered by WordPress with Barecity