宮古島市の財政、破綻!?
南の島の楽園と様々なメディアを通して喧伝させる影で、知られて欲しくない事情がある。どんな事でも光と影があるもんだが…。
本サイトは、そういった事にも焦点を合わすのもポリシーの一つとしているので書いちゃう。
夕張市がヤミ起債などの起因で財政赤字が肥大化して自主再建が困難となり、ついに財政再建団体となったのは、ついこの間。
実は宮古島も、相当あぶない。第2の夕張という人がいるくらい…。
そんな中、昨日の新聞に市長さんの緊急メッセージが掲載されて一気にリアリティが増してきた。
一番の赤字行政の要因はトゥリバーだろう。
赤字額の内訳は、トゥリバー埋め立て地の未売却による臨海土地造成事業三十億円、国民健康保険事業十二億円、下水道事業九億七千万円−となっている。
パイナガマビーチそばに広がる好立地。
歓楽街から、ほどよく離れた静かな住環境。
水質も市街地に比較的近いわりに、かなりいい。
人工だが、トイレもあるきれいなビーチも併設。
椰子の木などの植栽もしてあり遊歩道なんかもある。
自然の景観を生かした開発らしく、元あった磯場も残してある。自分的に売れない理由が見つからない。値段は知らんが。
トゥリバー問題が解消されれば、宮古島市の財政事情は相当楽になる。内地の企業に助けることになるのだろうけど。。。もう開発してしまったものをどうのこうの言っても仕方ないけど、このリゾート型開発。流行らないと思う。もう。熟年層は別かも知れないが。
宮古島は、きれいな自然と海以外なにもないところが好きという人がどれだけ多いか。。。開発すればするほど、観光客は減少していく気がする。石垣島は開発が進み宮古島ほど海がきれいじゃないけど、文化が八重山民謡など文化が発達していて離島もたくさんありアイランドホッピングができる。
もちろん宮古島にも素晴らしい唄者もいるし文化もある。
しかし何よりも自然が生きている。強い。
どんどん、原始に帰っていく。くらいのコンセプトでいった方がいいように思う。そんなとこないし。
島の開発は、島人の発想で進められているのが多いのか、内地で何が起きてるかとか、何を求められているかが捉えきれてないものが多いように思う。その象徴がトゥリバーに思えてならない。
そうは言っても島にお金が落ちなければ、なんの解決にもならない。
なんで、開発は「箱」とかのハードでなくソフト面を中心にとか、島発商品の内地市場拡充とか、地元企業の優遇とか、内地企業のセクション誘致とかとか。
宮古島は、一般社員と公務員の給与格差が相当激しく、バッシングも結構なもの。これも是正されるのだろう。
ものすごく気になっていたんだがでっかい城辺庁舎。旧城辺町役場なのだが、まだ建てたばっかで合併した。
最近、その城辺庁舎の一部を利用してコールセンターを誘致するといった事が新聞に載っていた。あれはイイネ。