「農密」な飲み会

来間島の牧草地。結構、レンタカーが走っています。
先週金曜くらいから、またお客様が増えてきました。
最近は、なぜか地元の人でいっぱいの日と、観光のお客様オンリーの日と別れるが日が多い感じがします。
先週末は、宮古島の農家さんたちやバイヤーの方たちとの家飲み。
ヤッカヤッカで開催したので、自動的に主催みたいになってしまい少し、緊張しました。
沖縄の農家は、今が一番忙しい時期です。
今から4月頃までがピーク。その頃を過ぎて出荷しても他の産地の商品が出回り始めるので、採算性が悪くなるので、今からが勝負です。
逆に夏、暇です。暇というかやることはあるそうですが、人を雇用するほどのことでもないそうです。
なので、人手が欲しいのは冬の時期。しかし働きたい人は通年を希望したいとこですが、そうもいかないところがやっぱり多く、なかなか後継者もいない。
あらためて聞いてみて、投資額も莫大です!
どんな仕事も簡単ではない。ということですね。
農業にはたくさんの助成金や補助が出ていて、沖縄県から拠点産地認定を受けたカボチャにゴーヤにとうがんは、割と手厚く助成金が出ています。
農業の担い手を増やそうと政府も施策を打ち出してます。
が、なかなか農業をやるのは難しい。まずは資金。
土地を借りるか買うかする資金、トラクター類、トラック、農機具などの備品、倉庫、収穫までの期間を凌ぐだけのプール金。
もし、収穫ができなかったら…と考えると、かなりリスキーなビジネスにも思えてきます。
よくよく考えてみれば、1個の事業ですから、それなりの資本と覚悟は必要ということですね。
どうも、おじいとおばあが、ゆる~く畑仕事しているの見てると麻痺してきてしまうのです(^-^;
沖縄ブームの影響で、ゴーヤは今では東京!でも栽培されているようで、わりと市場ではだぶつくようになり、以前より良い値がつかなくなったようです。
マンゴーも、人気が出て少し、値が下がってきているようです。
でも、販売チャネルもかなり増えて販売先の選択肢も増えたようです。これから、まだまだ革新的な流通や販売形態の変化が起こりそうな感じもします。
というか、起こって欲しいです。
今朝も、隣の人にねぎ、もらいました。ありがとうございます。
とにかく色々、興味深い話をお聞きすることができて、色々、情報や技術を持ち寄って楽しい事をしていきましょうということでお開きです。
めずらしくどうしてか、オトーリがない飲み会でした。超ローカルな飲み会だったのですが。めずらしい…
ま、酔ってしまったところは、毎度ですが。。。
有意義な飲み会でした。とりあえず、今年はゆっくりと関係を醸成してですね、来年から少しづつ具体的に何かできたらいいかなと思います。
それまでに細かいことを片付けておかないと、すぐ来年になってしまう…
まずは、ヤッカヤッカ畑をどうするか。買ったマンゴーの苗…そうです。そうなんです。去年、購入しておいてまだ、そのままなんです!!
ヒジョーにまずいですね。これはw
そうそう。「考える」にエントリーしたんで、久々にちょっとポリティカルなことを。
ちょっとタイムリーさに欠けますが、例の「下地空港に米軍誘致」発言。
驚きました。宮古島に住んでいると下地空港の民間以外の利用については、かなりナーバスな問題というイメージです。
つまり、民間利用以外はあり得ないと。そういった認識だし風潮です。
遠く離れた東京では、そういった島の空気は届いていない…ということかも知れません、あの無神経な発言は。豪腕と言われる方なんで、配慮なしか。
豪腕。ほんとうに豪腕な発言w
兵器や戦争に繋がるモノは当然、反対の立場です。No war No nukes, Not bomb ,Give me a beerです。
また、こういった暴行事件が起こる可能性もあります。
たびたび起こる暴行事件。本土ではあまり知られていませんが、占領地だった沖縄ではたびたび、起こっていました。
日本になったり、アメリカになったりしてきた沖縄。
歴史と戦争が産み落とした影が今だ、沖縄にはかかっています。
過去には、このような凄惨な事件がありました。
裂かれた胸を掻きむしられるような思いです。
戦争そのものを恨みます。人をそうさせた戦争こそがターゲットです。
そんな史実を知りながら、沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 を読むと、そんな時代にあっても清濁併せ呑みながら、必死に前を進んで人のたくましさみたいなものを、もう一方で感じもします。
戦争体験者が減り続ける今、戦争というものを知り得る機会は貴重だと。
Realities Of War. Touch the truth!!
