青空が戻ってきたyo
噂のキムネクロナガハムシです!(ま、噂といっても本ブログだけどの超ミニマムな話題なのですが(●´・v・`●) )
ついに個体を発見!すいません、今回もマニアックな話題なのです。
朝、何気に問題のマニラヤシの成長点や葉を見てた。
ヤシの葉は、最初、細いトキントキンの角のような棒がだんだんと真ん中から伸びてきて、伸びきったところで開いて葉の状態になります。
角の状態や開いたばかりの葉は若葉で、やわらかいので害虫に好まれる傾向があるようで、大体ここが食害にあいます。
最初は庭の中央にあるココヤシの真ん中あたりの葉の下部分が枯れてきたのでおかしいなと思いました。
2階からしか確認できない高さなので、2階から双眼鏡で数日、観察。
近くに植えてある、問題のもともとあやしいマニラヤシ。一度、枯れて再生してきたのですが、ちょっと成長が遅いし、色がおかしい部分があることに気がつきました。
ココヤシがこのような状態だったので、ひょっとしてこのあやしいマニラヤシに害虫を巣くっていて、ココヤシに移りはじめたんではと思い、まだ開いてない葉を強引に開くと写真のキムネクロナガハムシを確認しました。どっかでみたことあるなと写真を撮って調べるとキムネクロナガハムシでした。やっぱり(^-^;
防除策は、事前に調べてあったし造園屋さんに聞いてあったので、まずは樹勢をつけるために液肥を注入。
さらにあきらかに葉が枯れてる症状(マニラヤシにいたっては、幹も相当痛んでいる)なので、できれば使いたくなかったのですがケミカル農薬を希釈して成長点に散布しました。
ココヤシやマニラヤシなど単幹のヤシ類は、この成長点(幹の一番上で葉の根元)を害虫にやられてしまうとアウトなのです。
農薬はホームセンターメイクマンに行ったら、来間島の先輩カフェパニパニのオーナーに遭遇したので話すと、ちょうど同じような被害にあわれたようで、使った農薬を教えてくれました。今回はそれを使いました。
農薬には総使用回数というのがあって、害虫などはタフで使用する農薬の耐性を形成してしまって、効かなくなってしまうので、頻繁に使うのを抑制します。
どの期間に対しての使用回数かというと、対象作物の1作期(たとえばイチゴなら半年~)。
しかし、観葉植物はどうなんでしょうか。少し時間を空けて次、やってみたいと思います。
ちなみにキムネクロナガハムシは、外来種。パプアニューギニア原産といわれてます。皆さん、参考にしてくださいね!と言う話題でもないですね、こんなのは(@^▽^@)
しかし、続けますw
見てください。これ?何かわかりますか?え?そうです。どうでもいいですよね。もっと沖縄の旬な話題とか癒しの島とか、書けよって感じですよね?
でも続けますw
これは、東急リゾートホテルの敷地にあるココヤシの幹です。
幹に魚網がまかれてます。魚網にひっかかって死んでいるのがタイワンカブトムシです。これも外来種です。
ヤシを移入する際に、幼虫とともに日本に入ってきたとも言われていますが、宮古島の友達は「ぼくが、持ち込んだのがいけなかったのか…」とかニヤニヤ話しています(;゚;д;゚;)
タイワンカブトムシは数年前、沖縄中にすごい被害をもらたしました。ヤシ、特に徳利ヤシや、さとうきびなんかを食い荒らすので沖縄では嫌われています。
まぁ、子供にはそれなりに人気があるようですが…
このタイワンカブトムシ対策で、有効なのがこの魚網らしいのです。
今のところヤッカヤッカのヤシにはタイワンカブトムシの被害らしき痕跡はないのでよかったです。
そんな感じではじまった土曜。久しぶりに天気が良かったからか、お客さんもたくさんいらしてくださいました。
ひと段落ついたところで、楽園の果実の農園へ行ってきました。
売ることは、まずないという上等なアップルマンゴーの苗を2本、分けていただきました。
前々からハウスを建てるかどうか相談していたので、今回もより詳しく聞いてきました。
実は、マンゴーはアルカリ性の土壌は、あまり向いてません。宮古島の土壌の多くはアルカリ性。
ヤッカヤッカの土壌も多分アルカリ性。今度、はかってみたいのですが。
ということで、マンゴーを入れる部分の土を入れ替える事になりそうです。
弱アルカリ性向けのマンゴーというのもあるそうですが…
きび刈シーズンが始まる前の今年中に、畑の土壌を作ってしまわないと。
なぜなら、土を運ぶトラックや人手をキビ刈にとられてしまうので。
今年、新しいことにチャレンジできることが、うれしい今日この頃。なんとなく植物の病気の早期発見ができるようになってきたんではと思ってる今日この頃。
自家栽培のマンゴーで作るスイーツ。なんてベタですが、ひとつがんばって、こだわって、楽しみながら栽培してみたいと思います。