宮古島産マンゴーとかなんとか

1.ふつーに日記,6.宮古島/来間島を食らう — タグ: , , — yacha yacha @ 2009/03/30 12:09

宮古島来間島4
最近、特に人気が急上昇中のキーツマンゴーの赤玉。この時期、小さな実がつきはじめてます。

来間島の先輩カフェ「楽園の果実」のマンゴー農園に行ってきました。
以前から、庭にマンゴーを植えなさいとアドバイスを頂いていて、なんと1年で実をつける方法もあるというので、詳しい話しを聞きに行きました。
行ってみると、ちょうど皆さん休憩中で、「1年で実をつける方法を聞きに来ました。」というと、皆さんから失笑が(;´Д`;)
農園主に、色々話を聞きました。
20年くらい前から、マンゴー栽培をしているそうで、最初はかなり枯らしたそうです。宮古島の土壌特性のアルカリ性が、要因だとわかってからは土を変えたり、大鉢に植え込んだりと、色々工夫を凝らしたそうで、今も色々チャレンジ中。台農というレアなマンゴーもありました。ドリアンっぽい匂いがするといわれて、実をもいで匂いをかいて見ましたが、そんないやなにおいでもないです。
色々、試行錯誤して造りあげていくところが、クリエイティブ魂をくすぐります★
この農園では、完全無農薬だそうです。代わりに漢方薬なんかを与えているそうです。
マンゴーは、原産地では30m!くらいになる常緑高木。ハウス栽培では、そんな大きいと収穫にも困るし、天井突き抜けちゃうので、剪定などで、横に枝ぶりを伸ばしていきます。
自分で掘り起こせばあげるよと言われた、キーツマンゴーを見せてもらったのですが、既に幹周りがかなりある。暑いビニールハウスの中。蚊の天国です。
幹の太さをみて、迷ってます。

一番、日本でポピュラーなマンゴーはアーウィン。俗にアップルマンゴーといわれる表皮が赤いマンゴーです。
そのアーウィン種の苗と、土も手配してくれるというので、アーウィンを植えたいと考えています。台風のピークシーズンにも収穫の時期がかからないし。
できたら露地植えしたかったのですが、やっぱりネットで囲う必要がありそうです。
というのも、マンゴーの受粉シーズンは、宮古島では雨が多いシーズン。マンゴーの花粉は水に弱い。この時期に雨がよくふると実が少なかったり、つかなかったりする。
インドなんかでは、受粉シーズンが乾季にあたるため、露地でも大丈夫。
なかなか日本でマンゴー、大変です。沖縄では温度調整の必要はないですが。
そうそう、宮古島産のマンゴーがいかに、優れているかも書いておかなければ。
某県産のマンゴーの方がブランディングによって、有名になってしまった感があるマンゴー戦線。
マンゴーはもともと、弱酸性の土壌が適しています。
宮古島の土壌は、珊瑚が隆起して形成された地質なので、弱アルカリ性の土壌が多い(島内に酸性の土壌もあります)。こういった土壌は日本で4箇所しかないそうです。
実は、この弱アルカリ性の地質が、マンゴーの甘みに大きく影響するらしいのです。
なので、ベストは弱酸性と弱アルカリ性の土質をうまく地中に配分した改良です。
土地の土質だけは、いじりようがないので最強でないでしょうか。という論理です((´∀`))

植物というと、またヤシの話しです。
とうとう、宮古島で見つけました。キングココヤシ。探し回ること半年。一時期は輸入も考えましたが。
タイ原産のココヤシで、ココヤシほど大きくならず6メートルほど。実がつくのが早く、ココナッツミルクもかなり甘いらしく食用に適したココヤシです。
某ホテルの植栽用に植えてあるココヤシを、これまた交渉してゆずってもらえることになりました。
3メートル近い幹がすでにあるものか、1メートル半くらいの苗か、どっちにしようか迷ってます。しかし、聞いてみるもんです♪

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