何気にさり気に、南の空から北の空へ。

首里
首里にある龍潭池(りゅうたんいけ)。
首里城のふもとにある有名な池であります。城を目指す方々がぞろぞろと。
そしてその脇には、すぐ下には壕があり、千羽鶴が供えてあります。
千羽鶴は新しく、どなたか定期的に供えているのでしょうか。
起こった出来事の業の深さを考えると、息が詰まりそうです。
沖縄の伝統を感じる前に、戦争の痛ましさを感じました。
anti war,no nukes.

原発の事故は、震災後も深い深い影を、落としはじめているようです。
ついに、原発近隣の農産地の作物に規制がかかり始めたようです。過度の心配は不要とする意見もあるようですが。
それにしても日常では、あまり触れることもない原発の恐怖。
多くの日本人が知らないで生活してきたことなのかも知れない。
一過性の被害に終わらず、目に見えず浸潤していく様。
それでも原発はいるのか?
自分が、愛する人が、もし福島にいて震災に合い、さらに原発におびえているとしたら、絶対にもういらないと言うと思う。
多くのことを学んだこの数日。
いち早く事態が収束することを願います。
北の空が晴れるまで。

繋ぐ紡ぐよ、人と自然と。

紅型
タイトルとはまったく無関係な写真。ふと、浮かんだ言葉を記事タイトルしてみてた。
写真は、現在、進めている紅型のブランディングプロジェクトで撮影した一枚。
なんだか、わかりますか?
薬きょうというのはわかっていただけると思いますが、この薬きょうを利用して紅型の色付け作業に使うのです。

薬きょうを使うようになった発端は、地上戦で全て焼き尽くされた沖縄で、なんとか紅型の存続と復興をと奔走した紅型宗家の方によって編み出されました。
地上戦で何もかも失った沖縄に、紅型の布も型も道具も資料も残ってるわけがありません。
暮らすだけでも想像を絶する苦労を強いられたんだと思われる時代。
そんな中での紅型の保全活動。
紅型にかける熱い思いもあったと思いますし、それが生きようとする意思を支える唯一のよりどころだったのかも知れません。

神様は苦労を強いられている時、素敵なプレゼントをくれるようです。
色付けの道具に米軍が残した薬きょうを利用したところ、今でも使用しているほどの最高の紅型製作のツールであることを
まさにこの時、発見したのです。そして今に繋がっています。
また、震災の話しになりますが、このとんでもない逆境の中にも、きっと色んな幸せなプレゼントがあると信じています。

ヤッカヤッカ、本日もいつもと変わらず開店。
今は、被災を免れたエリアのみんなで、経済活動を継続・牽引していくという気持ちが必要だと思っています。
あるいは地震前の経済活動を維持すべきだと思います。
経済まで停滞してしまったら、復興しても、職がないなど2重苦、3重苦になりかねません。

イベントも全て自粛するのではなく、今この時期に有益で有効な趣旨であれば開催した方が良いと思います。日本全体がしょぼんとなってしまいそう。
そろそろ前を向かなければ。
関西の経済界でもそのような機運が高まってきているようなので、そういう時期にさしかかっているのかも知れません。
stand up and build!です。

今日の宮古島は暑いくらい。
黒Tを着ていると、かなりジリジリ。
かなり海なモード。
日本全国、キラキラする時が待ち遠しい!!

宮古島なう

宮古まもる
まもる君。つぶやく。

本日、宮古島。穏やかです。かなり。
風もあまりなく。
東北の惨劇が嘘のようです。
やさしい自然と、怖い自然。
人はちっぽけです。ちっぽけですが、健気に生きてます。
ヤッカヤッカというちっぽけなお店も、ちっぽけな来間島で、今日も開店御礼。

毎日、毎日、一生懸命、おいしいご飯を作って御代をいただき、
その中から気持ちを込めて、被災された方々や土地のために今後も、私共なりに誠意を尽くしたいと思っています。

いろんな情報が飛び交っています。
特にインターネットはそのアナーキーな特質上、嘘と真が錯綜しているようです。
インターネットはあくまでツールであって、人はそこの住人であってはなりません。

宮古島にも避難されてきた方がいらっしゃるようです。
こんな遠く離れた宮古島にも影響は出てきているようです。
原発対策もかすかな光が見えるようです。いいニュース出てきているように思います。
速やかなる復興を願います!

宮古島の高校合格発表。感動劇場!


はじめて、島の高校の合格発表に行ってきました。
感動的でした。心が洗われました。

15日は臨時休業、17日木曜は営業いたします!

明日14日は臨時休業、17日木曜は営業いたします

宮古島まもる君
地震の起きる前日、まもる君の写真を撮りに行ってきました。
あのときは、自分と自分の周りのことで精一杯だったし、それだけの世界だった。

今はできるだけ、被災地や被災された方々に向けて、できるだけ長い間サポートできたらと思っています。
そのためにも、まずは自分達は働けるのだから、しっかり働く。
働くからこそ、支えられる。
大きなことをいえば、被災された方々が復活するその日まで、社会復帰するその時まで
日本を、経済を支えて迎えるといったスタンスも必要だなと、日が経つにつれて思うようになる。

それにしても募金、一瞬ですごい額です。
まだ、世界に愛はあると認識した次第。
このまま手を取り合い、世界平和であって欲しい。

明日は、島中で合格祝い。
合格する(あくまで予定)ニュー高校生達が成人する頃、どこまでこの国は復活しているのだろうか。
明日は、ひと時、お祝いをさせていただいて、神々しい未来を願いつつ、
オトーリを回させていただきたいと思います。

あ、そうです。
明日14日は臨時休業、17日木曜は営業いたします。ということで、よろしくお願い致します!!

定休日に色々、シュート

島猫
猫がたくさん住み着いている通りにて。
ヤッカヤッカから来間大橋をわたってちょっといく道。
そこに猫がたくさん。
あんまりキュートだったんで、車を止めてしばらくシュートです。
なんか、りりしい猫。

宮古島来間島

宮古島来間島2
そして、宮古神社で挙式の撮影をしてきました。
厳かな式でした。あいにくの曇空でしたが、逆によくもったと考えた方が良いかもです。

もうすぐ卒業式に入学式。去るもの来るもの。ない交ぜになる忙しい季節でもあります。

自分達も進むべき道?立つべく場所を見失わないように、まあ、ゆくーりとやっていきたいと思います。

畑、本番!

宮古島来間島2

宮古島来間島3

来間島の農家の方に招かれて、家飲み。
石垣島から猪の肉!が届いたので、みんなで食べよう会のような感じです。それとこれから畑はどんどん忙しくなるので、その前に鋭気を養おうといった感じです。
写真は、50を超えてもなお、20mは潜るというお隣の方がしとめたイラブチャー数種・ティラザと言われる巻貝の盛り合わせです。
このイラブチャーが、なんか全然違います。臭みがなく、かなりモチモチしてます。独自の保存方法があるそうで、そのせいだと思います。獲れたててでなく獲って、1週間は経っていると思います。
すごい。
ですが、自分的に好きなのはティラザだったりします。あっさり磯風味で冷えたオリオンがあれば、最高ですね。それと縁側とか笑

宮古島来間島
これが噂の石垣産猪肉。島内で出回ることもなく、ほとんど沖縄本島や本土の専門店に出荷されるそうです。
味は、まったく癖がなく、牛肉に近く感じました。わりとヤギ的なイメージでいたのですが、まったくそういった臭みはなかったです。
ステーキとかにして食べてもいいんじゃないかなと思いました。癖がない分、色んなアレンジが出来るんではないかと。

宮古島来間島4
さらに、石垣島産猪肉の味噌炒め来間風。とでも言いますか。
なんかこういった感じの料理が来間島には多い気がします。他の地域ではどうなんでしょうか?
これはもう、懐かしい味です。このゴロっと入った島にんにくを大量に摂取しておきました。

当然、オトーリといった感じですが、ブラックのコーヒーで割った泡盛は臭みが飛んでおもしろい味でした。
しばらくすると三線が達者な方がいらして、踊って笑って(ほとんど下ネタ笑)楽しい夜となりました。
そう、飲みすぎなければ…
しばらくお酒を控えたいと思います(^-^;

るるぶ’11~’12に掲載でta!

宮古島来間島
今年も、るるぶさんに取材していただきました。ありがとうございます!来年も取材していただけるよう、キャッチーなお店でありたいと思います(〃^¬^〃)

紅型
那覇の紅型工房の作品集が届きました。
写真の柄は、いかにも紅型らしい色合い。魚をモチーフとした柄は、古典柄ではなくごく最近の物と言われています。
沖縄の伝統工芸、紅型のブランディングといいますか、正しい紅型の情報発信と伝達の仕方を一緒に考えて欲しいとご相談をうけました。
ブログをご覧の皆さんの中には、カフェなのに?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、モノ創りに食べ物に限らず、こだわっていきたいと思っています。
今回は手に取れるものでなく紅型という物の価値はもちろん、歴史や観念をデザインというものを通して表現しようという創作活動です。
カフェとはまったく違った業種で、しかも沖縄に500年以上歴史のある芸術、教科書なんかに出てきてもおかしくないようなところと、もろもろご一緒にさせていただくということで
なにやら恐れ多い気もしますが、ベスト以上を尽くす気構えで望みたいと思います。

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