あゆみちゃん去る。

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サラピャース祈願詞。
ヤーマスブナカで、次男ウプヤーブナカが使うお祝いの願詞。
午前8時。
家元に島人が集まり、主の衆について唄い祝う。
座敷に差しこむ神々しい朝日の中、優しく響く主の衆の唄声は本当に癒しを含んでいる。
清められた気分になる。

約半年間カフェスタッフとしてがんばってくれたあゆみちゃんが、もえちゃんに引き続き島を出ました。
今年も出会いと別れを繰り返しました。
さみしい気持ちもありますが、それよりもこの島で半年暮らして、彼女達に何か残ったのかなということ。
ずっと島の記憶の断片が、残っているといいなと思います。
何かの拍子に思い出したり。ふと立ち止まった時に思い出したり。
半年間、どっぷり来間に浸った日々。
通った島の商店。
商店に集まるおじいおばあとのゆんたく。
野菜をもらったり、ご飯をいただいたり。
9月は二つの運動会に、敬老会。さらにヤーマスブナカを神秘体験。
濃い、本当に濃い島の暮らしを体験できて、なんだかうらやましい。
住んでる身ですが、そう思わせるくらい満喫してました。
そして、こういった文化や環境を、私達はがっちりキープしていかないといけないなと
あらためて思うのでありました。

いやあー、旅は人、島は人ですね~

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